野球民族の村長と申します。
以前このような記事を書きました↓
記事の内容を簡単にご説明すると、一番良い打順の決め方は「バッティングが上手い順」という単純なものでした。
ところで、この打順の決め方は高校野球にも当てはまるのか?
もし違うなら高校野球において最適な打順の組み方はどうしたらいいのか?
についてご紹介したいと思います!
強豪校やU-18日本代表はどうしてる?
高校生の日本代表チームでは、
・1~5番打者
・6~9番打者
の2枚クリーンナップを組むこともあります。
6番や7番といった、本来なら下位打線と呼ばれる打順にDHの選手を入れたりしてるので分かりやすいですね。(オコエ瑠偉もu18で6番を打ってましたね)
ただし、これは一部の超強豪校や、それこそ日本代表レベルの選手層がなければできないことなのであまり参考にならないかと思います。
高校野球における打順の決め方
上記を踏まえた上で、あなたの高校でどのように打順を組むかといえば、前回の記事と同じように「バッティングが上手い順」で間違いないでしょう。
普通の学校ならバッティングに限らず、「野球」が上手い選手は全部上手いし、下手な人は全部下手といった感じになってると思います。
なので打率とか長打率とか細かいことは気にせず、シンプルに上手い順でOKです。
送りバントを使うチームの場合
これも前回の記事で言いましたが、送りバントを使うチームの場合はちょっと違ってきます。
「バッティングが上手い順」で並べてしまうと、2番バッターにバントをさせるタイプのチームだと2番目に強い打者にバントをさせることになるので、もったいないですよね?
なのでチームで3~5番目くらいにバッティングが上手い選手の中で、一番バントが上手い人を2番に置くと良いでしょう。
(あまりにも下位打線だとバントをするシチュエーションじゃない時にせっかくの上位打線の勢いがそこで切れてしまうから3~5番手くらいがいいと思います)
そもそも、「送りバント」自体がそこまで有効な戦術じゃないという統計があります↓
が、ほとんどの高校では今でも送りバントを使っていると思います。
つまり、現実的に言うと高校野球で理想的な打順は
・2番バッターにそこそこ打てるバントが上手い選手。
・それ以外は打撃が上手い順
になります。
どっちにしても思ったよりシンプルなのでそこまで頭を悩ませる要素ではないということですね。
まとめ
以上、高校野球の打順についてでした。
まとまると、前回の記事と同じように
・2番バッターはそこそこ打てるバントが上手い選手。
・それ以外は打撃が上手い順
になります。
ほとんどの高校では日本代表チームのようにクリーンナップを2巡させるほど選手層も厚くないので、下手にマネすると意味がないどころか打線が繋がらずむしろ逆効果です。
身の丈に合った打順を組みましょう。
なぜ「バッティングが上手い順」が良いのかについてはちゃんとした理由があるので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください→今までの打順の決め方は間違いだった?【最適解は超シンプル】