野球のルールをまったく知らない初心者はこの3つだけ覚えればOKです

野球のルールをまったく知らない初心者はこの3つだけ覚えればOKです

野球のルールはたくさんあって何から覚えればいいのか分からないという方が多いと思うので、今回は野球の初心者に向けて「これだけ覚えてればOK」なルールを3つご紹介したいと思います!

野球のルールをまったく知らない初心者向け

まったく何も知らない方向けに超初歩的なルールをご紹介していきます。

学童野球チーム入りたてくらいのお子さんや、野球観戦程度ならこれだけ覚えてれば十分楽しめるレベルです。

 

 

野球は9人vs9人で攻守に分かれてやる

守備側は9人で守り、攻撃側も9人のバッターが一人ずつ打席に立って打ちます。

攻撃チームは、1回につき3アウトになるまで攻撃出来ますが、3アウト取られた時点でそれぞれのチームの攻守が入れ替わり、今まで守備をしていたチームが今度は攻撃側になります。

 

交換した打撃側のチームも3アウト取られてしまったら、1イニングが終了です。

 

これが9回行われ、9ラウンド目が終わった時点で点数が多かった方のチームが勝ちとなります。

 

 

アウトにする方法

攻撃側のバッターをアウトにするには、主に3つ方法があります。

 

1つ目の方法が、3回ストライクを取ってバッターを3振させることです。

ストライクを取るには、ストライクゾーン(バッターの膝から胸の下あたりまで)に投球し「バッターが見逃す」、「空振り」、「ファウルゾーン(扇形のフェアゾーンの外側)に打球が飛んだ時」に1ストライクとカウントされます。

それらの方法でストライクを2回取った後、もう一度ストライクゾーンに投球してバッターが見逃す(見逃し3振と言います)、もしくは空振りをすることで3振になり、その打者はアウトになります。

 

打球がファウルになった時は、2ストライクまではストライクとしてカウントされますが、それ以降は何度ファウルになってもアウトにはならず、攻撃を続行できます。

 

ちなみにピッチャーの投球がストライクゾーンに入らず、バッターがバットを振らなかった場合は「ストライク」ではなく「ボール」とカウントされ、ボールが4回続くとバッターが自動的に1塁の走者になってしまいます。(フォアボールと言います)

バッターがめちゃくちゃ強い選手の場合は、わざと敬遠して歩かせることで被害を最小限に抑えるという戦略もあります。

 

2つ目の方法が、バッターが打った打球が地面に付く前に守備についてる誰かがノーバウンドで捕球したら1アウトになります。単純ですね。

 

 

3つ目は、バッターが打った打球が地面に付いた後は、ボールを持ったまま1塁ベースをバッターよりも先に踏むとアウトになります。

ボールを持っていれば1塁を踏むのは誰でも良いので、打球を捕った選手は1塁ベースで待っている仲間の選手に投げて、その選手が1塁を踏むことでアウトになります。

 

これが一番多いパターンのアウトの取り方ですね。

 

 

点の取り方

点を取るには、まずピッチャーが投げたボールを打ち、フェアゾーンにボールが入ったら必ず進塁しなければいけませんので、全力でダッシュして1塁に行きます。

もし打球が遠くまで飛んだら1塁を回って2塁、3塁まで進んでも構いません。

もちろんそのままホームベースまで帰っても問題ないですが、その間にボールを持ってる守備側の人にタッチされてしまうとアウトになるので気を付けましょう。

 

もしアウトにならずにホームベースに帰ってくれば、それで1点になります。

もし既に走者がいた場合は、その走者たちがホームベースを踏むたびに1ポイントずつ入ります。

 

ちなみにバッターが打った時に柵越えして遠くまで飛んでいった時は、ホームランとなりますのでバッターはゆっくりとベースを周り、ホームベースに帰ってくることが出来ます。

 

1塁・2塁・3塁とありますので、ホームランを打った時に全ての塁にランナーがいればバッターの分も含めて一気に4点入ることになりますね。

 

 

まとめ

以上、初歩の初歩のルールでした!

 

これさえ覚えてれば野球を見てる分にも楽しめますし、始めたばかりの初心者でも試合として成立しますので、あとは実戦で覚えて行けば良いと思います。

 

というか野球のルールは分からないのが普通です。

甲子園でも、ルールを把握してないがために試合がぶっ壊れたり、サヨナラのシーンをYoutubeなどで見たことがあるんじゃないでしょうか?

一応高校生とは言え彼らも十年近くの野球経験があるんですが、そういうことが起こってしまうことを考えてもどれだけルールが難しいスポーツなのか良く分かりますね。

 

実際、プロ野球の審判が誰も分からないのでバックヤードまでルールブックを確認しにいくなんてシーンも見たことがあるので、完全に理解してなくてもダイジョウブということです。

 

 

とにかく楽しみながらプレーしたり観戦していたら、「は?」となる場面に出くわすと思うので、その度に調べていけばいつの間にか詳しくなっているハズですよ!

 

文字だと少し分かりにくかったかもしれないので、動画で解説されているのを見ると分かりやすいかもです↓